カフェ勉で30歳から経理転職

カフェ勉で資格をゲッツして未経験30歳で経理職についた話

布団の訪問販売しか受からなかった就活

私が就職活動を行ったのは就職氷河期末期頃のことでした。

 

私は日東駒専と同等程度のランクの、ごく普通のレベルの大学に通っており、当時同じ研究室にいた同級生も、就職先が見つからずにアルバイトを継続したり、新卒カードを使うために大学院へとどまったり、あるいは外食産業や不動産業等、ブラックなイメージの強い、不人気業界へ就職したりと、周囲も就職活動の状況は芳しくありませんでした。

 

ちなみに某首都圏の有名国立大学出の友人も就職先がなく、新卒カードを失わないために大学院へ進学していた、そんな時代でした。。

 

私も50社程応募するも、一次面接でほぼ撃沈し、受かったのは面接の練習のために受けた「布団の訪問販売」を行っている会社のみでした。

 

このような業種であっても、就職先があるだけよいと就職すべきか、別の道を探すべきか、散々迷った挙げ句、布団の訪問販売職は大変厳しい世界であると推測し、別の道へ進むことに決めました。

 

そのような中、派遣社員として1年間就業した後、派遣先が自身に合うか判断したうえで派遣先へ正社員として就業できる「紹介予定派遣」という夢のような制度があることを知りました。

 

受けても受けても一次面接で落ち続ける日々にすっかり心が折れていたこともあり、
この夢のような制度に私は飛びついてしまいました。

紹介予定派遣制度を利用していた方は、私と同様に日東駒専レベルの大学出身者が多かったと記憶しておりますが、中には国立大やMARCH以上の方もいて、当時の就職活動状況が厳しかったことを物語っていました。

 

この紹介予定派遣制度を利用して、某東証一部上場企業である「コールセンター運営」を主体とした事業を行う会社へと派遣されます。

 

紹介予定派遣制度の体験談についてはまた次回お話しします。