当座預金ってなあに?
簿記の学習をしているときになんとなくで記憶していたことがたくさんあり、当座預金もその一つでした。
今回は経理職として勤務している私より、当座預金がどんなものかお話しいたします。
当座預金って?
当座預金とは「小切手や手形を扱える預金で、普通預金と同等に引き落としや、振込等を行える預金」です。
小切手や手形を扱えるというのは、「アンパンマンが自分の顔をカバオくんに上げるのと同じ」ようなイメージです。
つまり、小切手や手形に相手へ渡す金額を書き、相手へその紙を手渡すことで、当座預金口座に入れているお金から、相手へ間接的にお金を渡せるのです。
アンパンマンが顔を切り取って渡すのに似ていますね。
小切手については私の過去のブログをお読みください。
簿記の参考書には小切手や手形を扱えるという点が強調して書かれているので何やら特徴的な預金のように感じますが、小切手や手形を扱える以外はごく普通の預金で、そこから電気代を自動引き落とししたり、そこから振込で他の口座へお金を移動したりすることができます。
普通預金と違う点
ただし、普通預金との相違点として、キャッシュカードがなく引き出しは小切手を介さないとならない点、利子がつかない点があります。
キャッシュカードがないのでお金を引き出すときは窓口に自分で発行した小切手を持参して提出しなければいけません。
そして、利子がつきませんので普通預金よりちょっと損します。
とはいっても今は超低金利なので、100万円を一年間普通預金として預けていても缶ジュースが買えるくらいの利子しかつかないので利子がつかないことはほとんど気になりません。
まとめ
まとめますと当座預金は以下のような特徴を持った口座です。